春の気温
春夏秋冬、四季の中でも春と秋の気温は心地よく、とても過ごしやすい。
しかしそれは日中に限る!!!
そう、就寝時にはとても過ごしにくいのである。
布団を掛ければ蒸し蒸しパラダイス、何も掛けなければさむさむランドなのだ。
そのせいで寝付くことができず、僕は風邪をひき、この土日をものすごい倦怠感と頭痛に苛まれながら過ごす羽目になった。
(金曜の夜に漫画のスラムダンクを読みながら寝落ちしたのが始まりだし、恐らくそのせいで風邪をひいたのだけれども...)
しかし、なかなか眠りに就けないのは本当なのである。この時期の温度管理の難しさは異常なのだ。
一体、どうするのが1番良いのだろうか。そこでいくつか方法を考えてみた。
- 布団+半袖半ズボン
- 毛布+長袖長ズボン
- 長袖長ズボン2倍
- 潔く寝るのを諦める
- むしろ目覚めない
- 空調管理マシーン”エアコン”の使用
ふむ。我ながら天才かも知れない。
ひとつひとつ考察していこうと思う。
布団+半袖半ズボン
恐らく最も良い解決方法である。プラスマイナス0になる最高の組み合わせ。
布団の触り心地を直に感じられるのもまたグッドである。
デメリットとしては朝やトイレに目覚めた時に寒くて布団から抜け出せなくなるのと、
寝相が悪いとほぼ確実に風邪をひくという点だ。諸刃の剣である。
毛布+長袖長ズボン
まさに春眠界のオールラウンダー。守備範囲が幅ひろい。スマブラで言うなればマリオである。
しかし守備範囲とは裏腹に温度調節の幅は狭く、上手くはまらなかった時には不快な夜が待っているのである。
長袖長ズボン2倍
何も掛けないという攻め特化のフォーメーションである。
常にぽかぽかファンタジーでいられるが、熱い夜には一枚脱ぐことでノーマルナイトも過ごせるのだ。
欠点としては、洗濯物もトイレ時の紐をほどく作業も倍になることだ。
また、お腹を出してしまわぬように服をズボンに入れるインサイドスタイルを取らなければならないため、見た目はダサダサになってしまう。
潔く寝るのを諦める
神さえも慄く手段である。まさに神々の黄昏”ラグナロク”と言っても過言ではない。
寝つけないことに悩む必要が一切ないのだ。だって寝ないのだもの。
デメリットはThe 寝不足だ。これが原因で風邪もひくし、頭痛もするし、翌日を確実に元気な状態で過ごせなくなる。脳細胞もかなり死滅し、認知症まっしぐらである。
翌日にお仕事や何か用がある人はもっとも避けるべき手段である。
ただ、恐れ知らずの若者や課題なりテストなりに追われた学生にはとても人気がある手段でもある。
むしろ目覚めない
上記の方法が最強の攻めであるなら、こちらは最大の防御である。
寝つけないと悩む前にはもう寝ているのである。
ぐーすかぴー of the ひねもすなのである。
デメリットは何もできないことだ。できたとしても夢を見たり、寝言を言ったりしかできない。
人類の夢でありながらも、人類が最も恐れる手段といえる。
空調管理マシーン”エアコン”の使用
おやすみ界のファイナルウェポンと呼ばれるだけあり、そのエアコンの作り出した世界の過ごしやすさはピカイチである。
なんと言っても春や秋の微妙な気温の時だけでなく、夏や冬といった過酷な時期にも役立つのがこれまたずるい。
欠点は喉がカラカラに乾くことと、電気代がバカにならないところだ。
下手すれば一晩でミイラが完成してしまうほどの乾燥機であり、花粉症の薬を飲んでいる僕なんかは確実に干からびてしまうだろう。恐るべしファイナルウェポン。
どうだろうか。何か良いと思える案はあっただろうか。
僕はおとなしく今までどおり温度調節をしながら寝ようと思う。
みなさんもこの時期の風邪にはお気をつけください。
では。