LINEの着せかえ
2月の終わりごろだっただろうか、僕はLINEのクリエイターズマーケットで着せかえの販売が可能になることを知った。
クリエイターズスタンプは割りと早い時期から手を出していたが、すでに6種類出していたし、何より市場は明らかに供給過多であるためスタンプ制作の熱はやや冷めていた。(売上には触れないでほしい。悲しくなるなるからだ。)
そんな時にこの情報を知り、僕は久々にわくわくを抱いた。
公式サイトにはすでに制作ガイドラインが載っていた。
詳細なガイドラインも載っており、僕はこれを頼りにLINEの着せかえを作ることを決心した。
ふぅ~、わっくわく~!!
まずは何のキャラで作ろうか。
僕の頭に浮かんだのは、僕の描いているキャラクターの中でも人気のある「あひる部長」と「うさぎん」だった。
人気があるといっても僕の数少ないコミュニティの中だけなのだけれども。
しかし、みんな僕の大事な人たち。何かを制作するからには誰か一人でも笑顔にしたい。
結局、僕一人では決めあぐねたので、Twitterでアンケートを取ることにした。
結果はあひる部長になった。
ガイドラインには「スタンプで使ったイラストも使用してOK!」と書いてあったが、僕はフルオリジナルで作りたかったため、全て最初から考えることにした。
公式サイトには受け付けの開始は4月15日と書いてあるが、その時はまだ3月の頭。時間にはかなりの余裕があった。
ということで、僕はAdobe社のIllustratorで制作することにした。
普段はCLIP STUDIO PAINTで絵を描いているが、後々の修正などが楽なのだ。(僕がクリスタを使いこなせていないというのもある笑)
必要な画像は
の計49枚である。
ただしこれは最高枚数であり、これよりも少なくすることもできる。
さらに、メイン画像、iPhone用とAndroid用着せかえ画像もサイズ変更するだけなので、実際はこの半分も描くことはない。
Androidだけスプラッシュ画像というアプリ起動時に開く画像が必要となるが、これはメイン画像に使うものと一緒なので気にすることはないのである。
※詳しくはクリエイターズマーケットの着せかえガイドラインに載っています。そちらをお読みください。
僕はまず、スプラッシュ画像(ロゴ+イラスト)とスプラッシュ画像(背景)を最初に作った。
これを作ってしまえば、必要となるスプラッシュ画像とメイン画像の5枚分が終わったと言っても過言ではないのだ。
その後は必要な画像を順番に作っていった。
4月の頭には制作が終わり、後は15日を待つだけとなった。
来る15日、僕はわくわくしながら何度もクリエイターズマーケットのマイページにログインした。
しかし、一向に待てど何も変わらないマイページ。
翌日、翌々日も変わらない。公式サイトを見ても何一つそのことに関しても触れられていない。
困ったなぁ、ともやもやしながら過ごしていたら、今月の20日に着せかえの審査申込みの受け付けが開始となっていた。
生憎その日は「今日もどうせまだ始まってないだろう」と全然見ていなかったため乗り遅れたが、無事なんとか登録を済ませた。
値段は¥360~だった。高いっすね。
IDは2500番台。思っていたより若かった。
そして、26日、とうとうクリエイターズ着せかえの販売開始。
遂にこの日がきたぜ!
と思いながらも、僕の着せかえはまだ審査待ち。
「ま、まぁ、まだ販売開始したばかりだしぃ、ふ、ふ~ん、別にいいもんね。」なんて思っていると、どうやら3000番台の人で審査中になった人もいるようだ。
まじか。
そして今日もログインしてみると、そこには”審査待ち”の文字が。
どうやら僕の待機人生はまだ続くようだ。
んもう、待ち遠しい!
では。