不足しがちな水分だから
この時期になるとニュースでは様々なものが不足していると伝えられる。
水不足、電気不足、水分不足に塩分不足。
暑くなればなるほど不足していくものは多い。
どれも不足には注意を払いたいものである。
特に今年は雨量が少ない。
関東ではダムの水不足が嘆かれている。
僕は運動と睡眠が最近不足している。嘆かわしいことこの上なしな現実である。
水不足も電気不足も実際に何か被害に遭うまでは実感が湧かないものだ。
日常的に目に見えないものは、実際にあろうがなかろうが関係がないものと捉えてしまう。
しかしながら、目に見えないからと関係ない振りしていてはいけないものがある。
水分不足だ。
夏場の水分不足は本当に気付かない。
つい先日僕も日射症で倒れた。
倒れていくのをわかっていながらも「倒れる」ということ自体を理解できず、手も足も
動かせなかったため、思い切り後頭部を砂利に打ち付けた。
打ち付けるだけでも痛かったのに、小石が頭に刺さりチクリと痛い。
しばらくその場から動けず、その日はそれからずっと頭痛もしていた。(頭を打った痛みではない)
今月の20~26日の間では828人が熱中症で搬送されているようだ。
幸いなことに死人は出ていない。
上手な水分の取り方
熱中症対策とはいえ、水を一度にガバガバ飲むのは良くないようだ。
そうすると電解質バランスが崩れ体調不良を引き起こしてしまうので、かいた汗の量に応じて水分を摂るようにするのが良いのだそう。
汗をかくと塩分(ナトリウム)も出てしまうため、しっかりと塩分も摂らないといけない。
水分だけを摂ると血中のナトリウム濃度が薄くなり、これ以上濃度を薄めないようにと水を飲む気持ちがなくなってしまうらしい。
また、余分な水分を尿と一緒に出してしまう
その結果、水分不足に陥ってしまうようだ。
「塩分を摂れ」と言われているのはこういう理由があるからだったのか!!!
また、糖には腸管での水分補給促進の効果があるよう。
ポカリやアクエリアスが甘いのはこのためなのだろうか。
ただ糖分が多いので薄めるのがベターかもしれない。
水分を摂るタイミング
喉が渇いたと思った時にはすでに水分不足の状態であるらしい。
では、いつ水分補給するのが良いのだろうか。
1回につきコップ1杯程度の量を1日に6~8回飲むのが良いらしい。
特に、起床時・運動前後・風呂前後・就寝前に飲むと水分不足に陥りにくくなる。
とりあえず、汗をかく前とかいた後には飲むように心掛けたい。
夏場は上記の水分量よりも多く摂る必要があるので注意が必要。
これらのことを守れば、今年の夏はワンダフルサマーになりそうだ。
ただ、水分を多く摂るとその分汗も大量にかくので複雑な気分。
におい対策も考えないとだ...。
そういえば昨日、出先で今年初の蝉の鳴き声を聞いたのですが、とうとう今日うちの庭でも鳴き始めました。
もう夏ですね。
ワンダフルサマーです。
では。