OYASUMI DRIVE
今年の1月にCOT50もどきのクローンを制作した。
なぜ「もどき」なのかというと、同じ1ノブのものでも回路図がさまざまあり、どれが正しいのかわからないからである。
そして思考錯誤の上に出来たのが「OYASUMI DRIVE」。
音は出るが、どうもノイズがひどい。
ということで、半田がおかしいところを探していた。
しかしその時、電源をオンの状態で半田を当てるというしょうもないことをしてショートさせてしまい音が鳴らなくなってしまい、それ以来放置していた。
ところがつい先日、たまたま秋葉原に用があり、そのことを思い出したので、そのときに壊れたと思われるダイオードを買い直した。
家に帰り、早速組み直してみた。
おぉ、音が出る!
音が出るぞ!
適当に放置していたためBiasを回すとガリが出るが、音が出ないより何倍もマシなので気にならない。
むしろ、SHOみたいにそれがデフォルトなのかもしれない。
そう思っておこう。
こうして完成したOYASUMI DRIVE。
ダイオードは1N4001と1N914を使用しました。
音はオリジナルを弾いたことがないので比較はできないけれど、とても良い。
僕の好きなマーシャル系の音である。
Biasつまみをフルにした時の音が、BLUES BREAKERのつまみをフルにした時の音と似ている。
ゲイン量も同程度であまり歪まない。
BLUES BREAKERをメインの歪みとして使いたいがために、ブースターとして制作したがむしろこっちをメインに使ってもいいかもなんて思っちゃったりした。
ハイがよく出ていて、テレキャスのパラレル、フロントで弾くとなかなかに気持ち良いベルトーンがした。
このOYASUMI DRIVEの1番のこだわりは見た目である。
ものすごくかわいい。自画自賛しちゃう。
アクリルを使用しているが、表面にシールと同じ絵が彫刻してある。
アクリルは透光率がとても高い素材である。
そのため、電源をオンにするとアクリルの端だけでなく、彫刻された絵も光るようになっている。
これで一応完成なのだけれども、やはりボリュームの操作ができた方が使いやすいだろうなと思うので、そのうちボリュームを増設する予定です。
マーシャル系の音が好きな方は是非作ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにこちらを参考にしました。
COT50 MOD第2弾だボヨヨヨ〜ン - 真夜中は不潔 - Yahoo!ブログ
では。