ギターのセミオーダー
ここのところずっと、Fender CSのテレキャスを買うか、オーダーするかを悩んでいる。
CSは実際にお店に行って音を聴けるけれどお値段が高い。
オーダーは自分の理想の仕様で作れるけれど、完成するまでどんな音がするかわからない。
そんな時にネットで調べていたら目についたのがセミオーダー。
今回はそんなセミオーダーについて調べてみました。
ギターのセミオーダー
セミオーダーとは
https://shop.fujigen.co.jp/Contents/ProductDetail?cid=311&pid=1220
ギターのセミオーダーは、既存のラインナップモデルを元に仕様変更をするものや、形状やハードウェアなどを限定し、その工房や工場があらかじめ作り置きしたものを使用て制作するものがあります。
カスタムオーダーと呼んでいるところも多いです。
材料はフルオーダーのものと同じものを使うところが多いので、質についてはその工房やブランドに信用を置いているなら心配はいらないと思います。
「このモデルのこんなカラーリングがあればなぁ...」「アルダーボディーにVネックでメイプル指板のギターがあれば...」などの細かい要望に応えてくれるのが強み。
ただ、オーダーメイドほど自由は効かないので、ハカランダのような希少な材を使うことや「H-H-Hのテレキャスが欲しい」や「オリジナルインレイを入れたい」といったものは大体できないです。
セミオーダーを受け付けているところ一覧
・フジゲン
老舗のフジゲンです。
WEBオーダーシステムにより仕上がり予想図を見ながら気軽にオーダーすることができます。お値段は十数万円ほどから制作できます。
制作できるモデルはEXPERT OS/FL、Neo Classic NST/NJBで、これらを元にオーダーすることになっています。
海外のプレイヤーも多く使用しているコンバットです。
フルオーダーのものと同じ材を使いながらも198,000円で作れることが強み。
ただし有料オプション無しの場合なのでそこは注意です。
木部トラブルは10年保証で、アフターサービスもばっちりです。
ストラト、テレキャス、プレベ、ジャズベモデルから選択でき、ディンキー仕様も可能。
ネックのグリップ形状は6種類から選ぶことができるので、本当に幅広く対応しています。
安ギター界で評判がとても高いバカユニシリーズで有名なバッカスです。
ハイエンドモデルのカスタムで十数万~20万円台が目安となっています。
また、一部モデルはパーツ交換のみ可能なようです。
レフティ仕様だけでなく、ポジションマークの形変更やフレットレス加工、レリック加工にも対応しているのが面白い!
ギター・ベースだけでなくエフェクターも評価が高いクルーズです。
ネットでは受け付けておらず、直接クルーズに連絡するか販売店までオーダー内容を伝えてオーダーすることになります。
パーツは入手可能なものであれば使用可能で、細かいところにこだわりたい方にはとても向いていると思います。
老舗メーカー東海のセミオーダーです。
シリーズによっては受け付けていないモデルがありますが、ES系の箱ものやSGなど多くの種類からカスタムオーダーすることができます。
ギャラリーにあったダフネブルーのレスポールがめちゃんこかっこいい!
http://www.theguitarshop.jp/gallery/garelly.html
そのほかにもさまざまなブランドや工房で受け付けています。
アコースティックではヤイリギターなどもあります。
いかがでしょうか。
特に変わった仕様のものが欲しいわけじゃないけれど...という方は検討してみるのも良いかもしれません。
カスタムし過ぎるとフルオーダー並に高くなってしまうので、そこだけは注意した方が良いと思います。
僕はちょっと変わった仕様のものが欲しく、セミオーダーではなかなか作れなさそうなのでオーダーになってしまうのかなぁ。
吊るしでいいものに出会えるのが一番なのかもしれないですね。
では。